旅の準備
旅行の日程の組み方 詰め込みすぎない1日の作り方

行きたい場所はたくさんあるのに、日程にどう並べればいいか分からない。並べてみたら、移動ばかりで見る時間がなかった。旅行の計画を立てるときは、こんなことがよく起こります。
この記事では、行きたい場所の集め方から、日ごとの割り振り方、移動時間や休みの入れ方、詰め込みすぎないためのコツまで、旅行の日程の組み方をまとめます。
行きたい場所を、まず全部書き出す
最初は日程を気にせず、行きたい場所・食べたいもの・やりたいことを全部書き出します。何人かで行くなら、一人ひとりに「これだけは外せない」ものを1つか2つずつ挙げてもらうと、全員の希望が入った旅になります。
書き出したら、次の2つに分けます。
- 外せないもの: これのために行く、という場所や予約が要るもの
- 行けたら行きたいもの: 時間が余ったら、近くを通ったら、くらいのもの
日程に先に入れるのは、外せないものだけです。行けたら行きたいものは、あとで空いたところに入れていきます。
日ごとに割り振る
近い場所どうしを同じ日にまとめる
書き出した場所を地図で見て、近いものどうしをまとめます。同じ日に町の端から端まで行き来すると、移動だけで時間が過ぎてしまいます。「1日目は駅の東側、2日目は西側」のように、日ごとに回るあたりを決めると組みやすくなります。
時間が決まっているものから入れる
予約した食事、開いている時間が短い場所、乗る電車の時間など、時間が決まっているものを先に置きます。その隙間に、他の予定を入れていきます。
1日目と最終日は軽めにする
1日目は移動で着くのが遅くなりがちで、最終日は帰りの時間が決まっています。見たいものが多いときも、1日目と最終日は予定を少なめにして、間の日に多く入れると無理がありません。
旅づもりでは、予定をつかんで動かすと、並べ替えたり別の日に移したりできます。まずは思いつくまま入れて、あとから日ごとに並べ直していく作り方もできます。
移動時間と休みを、予定に入れる
移動も1つの予定にする
日程が崩れる原因でいちばん多いのは、移動の時間を少なく見積もることです。移動も1つの予定として、「バスで兼六園へ(20分ほど)」のように乗るものとだいたいの時間を書いておくと、次の予定の時間が無理なく決まります。

乗り換えの細かい案内まで書く必要はありません。当日は乗換案内のアプリで調べたほうが正確です。
休みも予定として書いておく
休む時間は、空けておくだけだと、他の予定で埋まってしまいがちです。「カフェでひと休み」のように、休みも予定として入れておきます。歩き疲れた午後に一度座れるだけで、夕方からの予定を楽しめます。
余白は、1日に1〜2時間
予定どおりに進まないことは、旅ではよくあります。道に迷う、店が混んでいる、思ったより長くいたくなる。1日のどこかに、何も入れない時間を1〜2時間ほど残しておくと、遅れても取り戻せます。
詰め込みすぎないためのコツ
1日に回るのは、大きな場所を2〜3か所まで
見学に1〜2時間かかる場所は、1日に2〜3か所までにすると、ゆっくり見られます。それ以上入れると、どこも急ぎ足になり、移動のほうが長くなります。
外せるものに、印を付けておく
時間が押したときに外してもいい予定には、メモに「時間が押したら、2日目に回す」のように書いておきます。当日にその場で話し合わなくても、何を外すか迷わずに済みます。
最終日は、帰りの時間から逆に組む
最終日は、帰りの電車や飛行機の時間から逆に数えて、駅や空港に着く時間を先に決めます。おみやげを買う時間や、荷物を取り出す時間も忘れずに入れます。

自由時間をつくる
何人かで行くときは、全員で同じ場所を回らない時間をつくると、それぞれが行きたい場所に行けます。何時にどこで合流するかだけを決めておけば、迷わずに集まれます。
AIに案を出してもらう
行き先は決まっているけれど、その日に何をするか思いつかないときは、旅づもりの「AIで提案」で、その日の予定の案を出してもらう方法もあります。行き先や、ゆったりかぎっしりかといったペースを選ぶと、AIが予定の案を出し、その中から選んでしおりに足せます。使うには、Googleアカウントでのログインが要ります。
出てきた案は、そのまま使うよりも、移動時間や休みを足しながら、自分たちの旅に合わせて直すと使いやすくなります。
まとめ
| すること | ポイント |
|---|---|
| 行きたい場所を集める | 全部書き出し、外せないものと行けたら行きたいものに分ける |
| 日ごとに割り振る | 近い場所どうしをまとめる。時間が決まっているものから入れる。1日目と最終日は軽めに |
| 移動と休み | 移動も休みも1つの予定にする。余白を1日に1〜2時間 |
| 詰め込みすぎない | 大きな場所は1日2〜3か所まで。外せるものに印。最終日は帰りから逆に組む |
組んだ日程をしおりにまとめるときは、旅のしおりに何を書く?も参考にしてください。幹事として計画を立てるなら、旅行の幹事がやることに、予約やお金のことも含めた流れをまとめています。どんなしおりになるかは、見本のしおりで見られます。


